福祉セラピスト
アロマテラピーとは、植物から抽出される香り成分(精油・エッセシャルオイル)を使い、
心身のトラブルを改善したり、健康や美容に役立てていく自然療法(植物療法)です。
古来から伝統療法として用いられています。
アロマテラピーという言葉は
「アロマ=芳香」と「セラピー(テラピー=療法」を組み合わせた造語です。
ただ、日本では若い女性のおしゃれな趣味的なイメージ(エステなど)があるのですが、
当社では高齢者や子供、健康な方の予防から
すでに体や心の悩みを持っておられる方々に対して
西洋医学の補助的療法として活用することを実施しております。
施設でアロマテラピーを
取り入れるメリット
①療養生活の質の向上
●「根本的な治療薬がない認知症」、
「強い痛みを感じるとき」などにも応用でき、
苦痛の緩和が期待できます。
●アロマテラピーは、施設外でも簡単に取り入れられます。
●香りの刺激は、嗅覚から脳にダイレクトに伝わり、
短時間でアロマテラピーの作用を感じることができます。
②話題作り&コミュニケーションツール
●優しい天然の香りは、性別や年齢を問わず
誰にでも受け入れられやすいものです。
●コミュニケーションを取ることが難しい方でも
香りが会話のきっかけになります。
③施設の利用者さんのご家族・介護士・看護師自身のケアに
●好きな香りを嗅ぐと、自律神経のバランスが整い、
深いリラックス状態になります。
●施設の利用者さんだけではなく、
その周囲にいる方々の健康や心のサポートもできます。
アロマハンドトリートメント
介護現場での活用方法として、
精油を用いたトリートメントがおすすめです。
トリートメントの方法としては、
精油をホホバオイルなどの基材(キャリアオイル)で
希釈したものを
手や足、身体に塗布し、優しくトリートメントしていきます。
※適正な希釈濃度での使用を推奨しています。
香りによる癒しの効果だけでなく、
コミュニケーションツールのひとつにもなります。
利用者様に「優しく触れる(タッチング)」ことで、
利用者様の身体から幸せホルモン(オキシトシン)が
分泌されるのです。
過去の活動
デイサービスたがみ様
2021年7月12日
アロマハンドトリートメントとアロマフットトリートメントを行いました。利用者様は、最初は少し不安なご様子でしたが、実際トリートメントを行うと笑顔で会話をしてくださいました。